Essay

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新宮ツアー(2011年2月20日)

先日新宮在住の津荷裕子さんにお招き頂き、新宮市内でコンサートを行いました。
津荷さんは私のCD「REZA」でタイトル曲を歌ってくれた素晴らしいシンガー。
もう一人のメンバーは津荷さんがNYに居た頃からの友人でギタリストの井上智氏。
氏は津荷さんのCD「Dreams Of Love」のアレンジも手掛けてらっしゃいます。

新宮は海と山に囲まれた町で合気道発祥の地(諸説ありますが)だそうで、
最近は熊野古道ブームで訪れる方も増えたそうです。

この町には何度も訪れていますが、何か不思議な魅力を感じます。
柔らかい雰囲気の中にピリッとした(一味系ではなくて生姜系の)緊張感がある。
海(=母性)と山(=父性)に囲まれているからかもしれません。
その魅力にとりつかれて移住される人が多いのも納得できます。

今回のルートは神名神~伊勢道で三重県尾鷲まで行き、そこからは地道。
途中の回転寿司で大阪では見られない「アカニシ貝(100円)」を食べました。(^^)
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15時にホテルに到着。
LSDをするつもりでしたが、食後だし、それほど時間がないので6kmのJOGに変更。
海沿いの気持ちの良い道を走りホテルに帰還、シャワーを浴びて演奏会場へ。
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二人と久しぶりの再会。
17時からリハ、18時半開場、19時から開演というタイトなスケジュールだったので、
積もる話がたくさんあるのにゆっくり話をする間もなく本番。

超満員のお客さんを前に、井上さんがアレンジを施したスタンダードナンバーを
中心に演奏しましたが、一曲だけ拙作「REZA」を歌ってくれました。
実はあの曲、十年くらい前にインストゥルメンタルで演奏したことはありますが
歌入りで演奏するのは今回が初めて。
津荷さんも久しぶりに歌われたそうで、生で聴くことができて感激しました。

また井上さんの演奏は音色やタイミング等、すぐにそれとわかるくらい個性的で、
しかも何を弾いてもジャズの匂いがプンプンします。
「REZA」も井上さんが弾くとまた別の曲に生まれ変わったようで面白かったです。

コンサートは大盛況に終わり、そして打ち上げ。(^^)
美味しい海の幸と積もりすぎた話を肴に、美味しいお酒をたっぷり頂きました。
いい感じに出来上がってホテルに帰還。翌朝覚えのない擦り傷を数箇所発見。笑

チェックアウトを済ませ、井上さんと市内を一望できる神倉神社に行きました。
そんなに大きな神社ではありませんが、毎年2月6日に行われる火祭りには
二千人もの男性が白装束姿で松明を手に、急な階段を駆け下りるそうです。
それがまたすごい急な石段で、井上さんと息を切らせて上りました。
思えばこれが今年の初詣です(^^ゞ
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それからお世話になったティム・デットマーさんの英語教室を訪問して、
そこで津荷さんが教えているゴスペル教室を少し見学。
そうこうしているうちに井上さんが電車に乗る時刻が近づいてきたので
再会を約束し、名残惜しいまま新宮を後に。

温泉に入りたくなったので帰路は十津川温泉を目指し、山間の道を運転していると
急に道が開け、現れたのは熊野本宮大社。
とても美しい景色で、天気も良く、これはJOGだ!と思い、急遽8km走ることに。
ヘンですか?σ(^_^;)?
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そして再び車に乗ること30分で十津川温泉に到着。
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ひなびた温泉施設に一人で浸かり、昨日からの出来事を思い返していると突然、
ぐらぐらっと。地震だ。
かなりの揺れで、帰り際に温泉の方もさっきのは大きかったと話していた。
そこから有名な十津川の吊橋へ。
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高所恐怖症ではありませんが、さっきの地震のせいか、
もし吊橋が突然切れて、たまたまワイヤーにしがみついた私の片手には宙ぶらりんに
なっている見知らぬ女性がいて、やがて力尽きて一緒に墜落死したとしたら、
それはそれ以上強い『赤い糸』ってないんだろうなぁ、とどうでもいい妄想をしていたら
足がすくんできたので、吊橋は渡らずにそそくさと車へ引き返しました。
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by Tetsuro_Aratama | 2011-03-03 14:38 | 音楽

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